BIDSについて
Brain Imaging Data Structure(BIDS)は、神経画像データを整理・共有するための標準的なデータ形式です。BIDSの電気生理学拡張により、EEGおよび頭蓋内EEG(iEEG)データもサポートされています。EEGLABでは、EEGのBIDS形式を共同で開発しており、EEG-BIDS EEGLABプラグインを提供しています。
BIDSデータセット
openneuro.org でBIDS形式のEEGデータセットを検索・ダウンロードできます。OpenNeuroには多数のEEGデータセットが公開されています。詳細については2021年の記事を参照してください。以下に特定のデータセットの例を示します。

OpenNeuroからデータセットをダウンロードするには複数の方法があります。AWS CLIは個々のファイルのダウンロードに便利です。git や git-annex はデータセット全体のクローンに使用できます。openneuro CLIツールはOpenNeuroへのデータセットのアップロードとダウンロードに使用できます。OpenNeuroのWebインターフェイスからも直接ダウンロードできます。
BIDSデータセットをEEGLABにインストール
EEGLABでは、bids-matlab-tools プラグインを使用してBIDSデータをインポートできます。このプラグインはEEGLABプラグインマネージャーの EEGLABの機能拡張 メニュー項目からインストールできます。
選択メニュー項目 BIDS ツール → STUDY に BIDS を インストール 次のウィンドウが開きます。

このウィンドウでは、EEGチャンネル位置やイベント情報のインポートオプションを設定できます。
BIDSでは、イベント情報は専用のファイル(_events.tsv)に格納されています。BIDSイベントファイルの列名をEEGLABのイベントフィールドにマッピングできます。インポートするイベントフィールドとして *trial_type 列を選択することを推奨します。
最後に、EEGLAB STUDYが自動的に作成されます。各EEGファイルに対して前処理パイプラインを設定できます。
Ok を押すとインポートが実行されます。
BIDS EEGLABに関する研究
EEGLAB STUDYを使用してチャネル測定値の前処理計算を行うには、研究 → チャネル測定値の前計算 メニュー項目を選択します。以下に示すように、Power のチェックボックスをオンにします。

メニュー項目 研究 → チャネル測定値のプロット を選択し、Plot spectra ボタンを押すと、すべての被験者のスペクトルが表示されます。

1人の被験者のデータにアーティファクトが含まれていることに注意してください。
バッチ処理チュートリアル に従ってデータを前処理できます。詳細については EEGLABグループ解析 を参照してください。
BIDSチュートリアル でMATLABスクリプトを使用したBIDSデータの解析方法も参照できます。